足先の痺れが出た場合にチェックするポイント

足先が痺れてきたらまずは患部の状態チェック

 

足先の冷えは、冬場が特に辛いという方が殆どですが、一部の方の中には「ジリジリとした痺れを伴う」と悩む方も見受けられます。

 

足先の冷えと痺れは実はとても密接な関係にあります。

 

病院で受診しなければいけない場合

まずは、足先の変色や冷え方が明らかにおかしい場合は、病気が隠されている可能性がありますので、病院で受診するのが無難な選択です。

 

 

一番ポピュラーな疾患では坐骨神経痛、椎間板ヘルニアなど神経の問題が挙げられます。

 

初めは冷えの感覚だけだったのに、坐骨神経や椎間板の中に入っている神経が圧迫されることで徐々に痺れを伴うようになったというものです。

 

痺れがひどくなり歩けなくなったという場合は、整形外科を受診しましょう。

 

 

この他の症状としてバージャー病(閉塞性血栓性血管炎)やレイノー病が考えられます。

 

レイノー病は、四肢末端の小動脈に起こる発作性のけいれんが原因で起こる症状です。

 

足先の冷えを強く感じた後白く変色し、しびれや痛みを伴います。

 

時間の経過とともに正常な状態に戻りますが、潰瘍化することもありますので注意が必要です。

 

 

バージャー病は国の難病に指定されている疾患です。ビュルガー病(Buergerのドイツ語読み)などとも呼ばれています。

 

この病気は手足の動脈血管が閉塞し、虚血症状による冷えや痺れ・歩行困難などが症状として現れます。

 

 

進行すると患部の痛みや潰瘍化だけではなく、壊死してしまう可能性もあります。

 

足の冷えから痺れが強まり、痛みが激しくなって初めて病気が分かることもあります。

 

この他の症状として、甲状腺機能低下症(橋本病)から来る足の冷えと痺れ、膠原病から起因する足の冷えや痺れなども考えられます。

 

 

先に挙げた病気の症状は、冷えと痺れだけではなく、体の不調も伴っています。

 

いつもと何かが違う、足先の冷えもいつもと違うなどと感じた場合は早めに医師の診断を仰ぎましょう。

 

坐骨神経痛や、椎間板ヘルニアから来る冷えの場合、お尻から太もも、足先に掛けた鋭い痛みと痺れを感じます。

 

人によっては、腰に鋭い痛みを感じることもありますのでわかりやすいです。

 

バージャー病やレイノー病を疑う場合、血管内科・循環器科・総合内科などを持つ病院を受診しましょう。

 

 

バージャー病に近い症状として「閉塞性動脈硬化症」という疾患もあります。この病気の初期症状も足先をはじめとする四肢の冷えや痺れを伴います。
この疾患も進行すると患部が潰瘍化することも考えられます。

 

 

異常な足の冷えや痺れを感じるようになった場合、患部を注意深く観察しましょう。

 

皮膚の色の変化はあるか、どんな時に痺れに変わるか、どのくらいの時間持続するかなどをメモにまとめておくと、診察時の手掛かりにもなります。

 

いずれの症状も、治療を適切に行うことで健康に過ごすことが可能です。

 

ほとんどの場合は病気ではない

ただし、病気が隠されていると言ってもほとんどの場合は、異常はなく一時的なものです。
足先の冷えは足への負担、運動不足、栄養不足、ストレスなど、意外と日常のちょっとしたことで発生することが多いのです。

 

元々冷え性を持っている人は特に冷えが悪化すると痺れを伴ってしまうので、冷えの延長線上で痺れが発生することは決して珍しいことではありません。

 

前述したように、足先に明らかな異常が見られる場合以外は、まずは「冷え取り靴下」「レッグウォーマー」「冷え対策サプリメント」などの通常の足先の冷え対策を試してみましょう。

 

 

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足先の冷えを改善する3つの手法

冷えの症状が軽度でちょっと冷えが気になる程度の人

 

外出時等のちょっと寒い場所へ行ったときに冷えが多少気になる程度の人は、靴下を変えてみることをおすすめします。

 

普段履いている一般的な靴下に比べ、冷え対策用の靴下を着用すると見違えるほど暖かくなります。

 

足先の冷えの症状が比較的軽度の人はまずはこれらのグッズから対策をスタートして様子を見ましょう。

 

 

冷えの症状が中度で冷えが気になって夜眠れない人

 

足を布団ですっぽり覆っているのにも関わらず足先が冷えてしまい、気になって眠れない中度の冷え症状の人は、ふくらはぎのインソールを使ってみましょう。

 

冷えにとっても睡眠は非常に大切で、睡眠不足で体が不調になってくると、自律神経の乱れ等から冷えがさらに悪化する可能性があります。

 

靴下を履いて寝る程度では解決できないことも多く、靴下を履いていると寝心地が悪くなったり途中で寝ている間に脱いでしまうこともあるのであまり有効ではありません。

 

ふくらはぎを温めると、その先にある足先までの血行をかなり改善することができるので、靴下を履くよりもより効果的で、寝心地も良い状態で冷えを取ることができます。

 

 

 

冷えの症状が重度で外出中、仕事中等の日常生活で冷えに悩んでいる人

 

自宅にいる時、外出時、職場等の日常生活の様々な場面において足先の冷えが気になる重度の冷え症状の人は、体の中から根本的に治していく必要があります。

 

むしろ、これほど強い冷えの症状がある場合は、靴下やインソールで外から保温する程度では冷えが解消しないことがほとんどでしょう。

 

冷え対策用のサプリメントで体の栄養面や自律神経の乱れからしっかりと整えていきましょう。

 

靴下やレッグウォーマー等の足先の冷え対策グッズにいつまでも頼っていたくない方は、体の中から冷え対策をしましょう。