足先が異常に冷える場合

冷えは万病の元

 

足先が異常に冷えて、痛みを感じるという方はいませんか。
また、冷えを強く感じて足先を見たら、白く変色していた、紫がかった色に変わっていたなどということを経験したという方もいるのではないでしょうか。

 

このような病変に近い自覚症状がなくとも、足先の冷えや体の冷えは生活の質を落としてしまいます。

 

単に血流不足が原因で冷えを呼んでいる場合はもちろんのこと、足が冷えて歩きにくい、四六時中しびれを生じているなど等の冷えの場合は要注意です。

 

病院での受診をお勧めします。

 

 

冷えの症状を自己診断するのは禁物です。

 

「冷え性外来」を設けた病院を受診するほか、血管外科、内科などを受診するのがいいでしょう。

 

婦人科外来などでも相談をすることが可能です

 

 

また、漢方外来がある総合病院もお勧めです。ただし、冷えには大きな病気が隠されていることも多いため、安易に漢方薬に頼ることは避けましょう。

 

 

冷えの原因は虚弱体質や低体温、低血圧、貧血などの諸症状が原因であることが多いのですが、別な疾患が隠されていることがあります。

 

糖尿病の合併症で末梢神経が傷つきやすくなって起こる冷えや、閉塞性動脈硬化の他、下肢末梢動脈の炎症により血流障害が起こるバージャー病(閉塞性血栓性血管炎)やレイノー病など大きな病気である可能性も否めません。

 

 

甲状腺疾患や膠原病の症状として強い冷えを感じることもあるとされています。

 

病気から来る冷えは、ほんのわずかだとされていますが、だれしもがその病気にかかるリスクは背負っています。

 

「冷え」を侮ることなくしっかりとした問診や検査を行うことができる病院にかかるのも一案です。

 

 

病院で行う冷えの治療では、オーソドックスな選択肢として漢方薬治療から始めます。

 

他には温熱機を利用し冷えが強いところに遠赤外線を当てる治療なども行います。

 

ペインクリニックや心療内科の機能を持った病院ではストレスや心因性の冷えが原因であることも考え、カウンセリングやブロック注射などを行うこともあります。

 

マッサージや鍼灸などを施すことも有益です。

 

 

婦人科外来では、生理など女性ホルモンの作用と照らし合わせて治療を行うことがあります。

 

冷えから来る未病・不定愁訴等はホルモン補充療法や漢方薬療法などが有益とされています。

 

 

また、医薬品としてのビタミン剤を処方して様子を見ることもあります。

 

自分自身の生理周期などを把握してから診察を受けると、スムーズです。

 

「冷え」の診察を行う病院それぞれに特色がありますので、事前に病院を調べておくことも良いでしょう。

 

 

「冷え」による悩みで病院にかかる前に、どんな時に冷えるか、足先の他にはどんなところが冷えるか、冷えを感じた時に何か皮膚に症状が出るかなどを確認しメモを取っておきましょう。

 

痛みやしびれとその度合いなども記載しておくと診断の一助になります。

 

同時に食事改善や生活習慣を見直すことも実践していくと、早く改善することが期待できます。

 

 

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足先の冷えを改善する3つの手法

冷えの症状が軽度でちょっと冷えが気になる程度の人

 

外出時等のちょっと寒い場所へ行ったときに冷えが多少気になる程度の人は、靴下を変えてみることをおすすめします。

 

普段履いている一般的な靴下に比べ、冷え対策用の靴下を着用すると見違えるほど暖かくなります。

 

足先の冷えの症状が比較的軽度の人はまずはこれらのグッズから対策をスタートして様子を見ましょう。

 

 

冷えの症状が中度で冷えが気になって夜眠れない人

 

足を布団ですっぽり覆っているのにも関わらず足先が冷えてしまい、気になって眠れない中度の冷え症状の人は、ふくらはぎのインソールを使ってみましょう。

 

冷えにとっても睡眠は非常に大切で、睡眠不足で体が不調になってくると、自律神経の乱れ等から冷えがさらに悪化する可能性があります。

 

靴下を履いて寝る程度では解決できないことも多く、靴下を履いていると寝心地が悪くなったり途中で寝ている間に脱いでしまうこともあるのであまり有効ではありません。

 

ふくらはぎを温めると、その先にある足先までの血行をかなり改善することができるので、靴下を履くよりもより効果的で、寝心地も良い状態で冷えを取ることができます。

 

 

 

冷えの症状が重度で外出中、仕事中等の日常生活で冷えに悩んでいる人

 

自宅にいる時、外出時、職場等の日常生活の様々な場面において足先の冷えが気になる重度の冷え症状の人は、体の中から根本的に治していく必要があります。

 

むしろ、これほど強い冷えの症状がある場合は、靴下やインソールで外から保温する程度では冷えが解消しないことがほとんどでしょう。

 

冷え対策用のサプリメントで体の栄養面や自律神経の乱れからしっかりと整えていきましょう。

 

靴下やレッグウォーマー等の足先の冷え対策グッズにいつまでも頼っていたくない方は、体の中から冷え対策をしましょう。